子育て覚書き

自分が知りたかったことをまとめたりしてみたり。軽い気持ちで見てください。 ◆多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と診断された時のこと ◆妊娠した時のこと ◆胎児ドックに関してなど ◆育児休暇取る時のこと ◆出産の際のあれこれ ◆計画出産やら誘発分娩やら ◆保育園入園に至るまで ◆二人目が出来た時のこと ◆受け取れる支援金に関してなど

都内の胎児ドック【東京マザーズクリニック編】

 

 

色々あって妊娠できたのですが、ここまでの経緯はいったん端折ります。

また近々書きます。

 

さて、胎児ドックに関してです!!

都内では、胎児ドックをしてくれる病院が結構あります。

が、金額も内容もバラバラ。

高いお金は払うからには、と検討中のお母さんに参考にしていただけたらとっても嬉しいです。

あくまでも、参考までに……。

 

「胎児ドック」とは、という話は皆さんある程度ご存知かと思いますが、胎児の発育状況(指の数や血液の流れ方なども)やダウン症の可能性、18トリソミーや13トリソミーの可能性といった染色体異常有無を確認する胎児診断のことです。出生前診断と呼ばれてたりします。胎児スクリーニングとも言われたり。

 

初期胎児超音波検査は11週~13週の間にしか検査をしてくれない病院ばかりです。

しかも胎児ドックは人気があるので、すぐに埋まってしまいます。

……といいつつ、東京都内で胎児ドックをしてくれる病院はこんな感じで結構あります。

◆東京マザーズクリニック

◆丸茂レディースクリニック

◆池下レディースチャイルドクリニック

FMC東京クリニック

◆広尾レディース

◆丸の内の森レディースクリニック

 

私が実際に利用したのは【東京マザーズクリニック】【丸茂レディースクリニック】です。

一人目の妊娠の際は【東京マザーズクリニック】で胎児ドックを受けました。

家の近くのレディースクリニック(PCOSと診断された病院)で妊娠してます、と言われてすぐに調べて電話してギリギリ、この日のこの時間だけです。的な感じでした。

HPに載っている胎児ドックの費用は、東京マザーズクリニックで出産する方のみの適用です。

じゃあ、実際にはいくらかかるの?

そう思いますよね。

お答えしましょう。

 

必須の【初診料】と【遺伝カウンセリング】

そして胎児ドックとなる【NT + 母体血清マーカー組み合わせ】で

約14万円くらいかかります。

 

ちなみに一人目の時は10万くらいでしたが、二年後、二人目を妊娠した際に電話して聞いたら値上がりしていました。あと、その時の電話の対応が非常に悪く。それはそれはもう、非常に悪く、もう二度といかないと思い、二人目は【丸茂レディースクリニック】に行きました。こちらでは素晴らしい対応をしていただきました。

 

悪口はまあ置いておきまして、【東京マザーズクリニック】の凄いところは、NTの検査を含め、エコーを2回してくれるところです。

何がすごいって、最初はエコー技師(?)の方が全部見てくれて、説明してくれて。おまちくださーいと出されたかと思ったらまた呼ばれ、何かなーと思ったら、さっきと同じよ

うに産科の先生がエコーを丁寧に見てくれて、きちんと説明してくれてと。超手厚いのです。二回も4Dの赤ちゃんの写真をくれて、二回も丁寧に説明してくれるので、とても分かりやすく、安心いたしました。

ちなみに、エコー技師の方の4Dは、それはそれは、本当に見やすく、これがプロなんだなーと思いました。

産科の先生もきちんと丁寧にエコーを見てくれるのですが、見え方が正直全然違いました。

でも先生の説明の仕方、分かりやすかったです。

そして、遺伝カウンセリングは本当に素晴らしいです。

自分の年齢とそれぞれの確立などを、時間をかけてとても丁寧に説明してくれます。

初めての胎児ドックなら、おすすめです。

 

NT(首の後ろのむくみ)は当日でわかりますが、母体血清マーカーは後日です。

NTも母体血清マーカーもあくまでも確立なので、気持ちが楽になるって感じですが、やった人間としては本当におすすめです。

 

PCOSからの孫みたいアピールからの新教宗教

さて、PCOSと診断されたものの、気にせずにいた私ですが、さすがに主人には言わねばと思いました。

ちなみに主人は12歳上の気の優しいおじさんでした。

私が「不妊っぽい」というと「へーそうなんだ、まあしゃーないね」とだけ言って全く気にしていないようでした。

主人が子どもを苦手としていると気づくのは、それからすぐでしたが、とてもありがたかったです。

 

しかし、我々の親は孫がみたいとずーっと騒いでおります。

ちなみに、主人の家族と私は非常に仲が悪いです。

上っ面の話はしますが、お互い基本的には関わりたくない存在です。

なぜなら、主人の家族は私の非常に苦手とする新教宗教を信仰しているためです。

それはもう、盲目的に。

ちなみに、結婚してから知りました。案の定モメました。

結婚の際に主人がご両親に「〇〇(私)はこの宗教が嫌いだから、入らないし、子どもも絶対に入れない」と言ったらしく(後で聞いた)、ご両親(特にお義母さん)と妹さんがブチギレしていたらしいです。

怒られる筋合いないし、そういうとこが嫌いなんだよなーと改めて思いました。

 

主人のおばあちゃんの代から家系的に新教宗教を盲信しておりまして、その家に生まれた主人を含め、家族はみんな生まれた時から新教宗教に入っております(お父さんは結婚前に)。

私は人が何を信じようが本人が幸せならそれでいいとは思っておりますが、その宗教は強引な勧誘や選挙時に連絡してきては誰々に入れてください!などの活動をしており、その人に迷惑をかける行為が本当に嫌でした。

何を信じようが人の勝手なのでどうぞどうぞ、ですが、人に迷惑をかけちゃいけないですよね。

 

主人の弟さんが先に結婚したのですが、奥さんは無理やり入信させられたようです。

「うちの息子と結婚したかったら、分かってるわよね?」って言ったらしいです。こわっ。なにそれ。

ちなみに主人はポンコツですが、弟さんは弁護士さんらしいです。

 

ということで、長々と説明をしましたが、主人の実家とは非常に仲が悪い私ですが、孫みたいアピールはされておりました。鬱陶しいなと思って聞き流しておりましたが、嫌いだしまあいっかーと思っておりました。

からの不妊発覚。

 

やべえ、宗教入れられる。と思いました。

信仰が足りないから子どもができないって言われるのは目に見えています。

不妊ってばれたあとに運よく妊娠したら、私が願ってあげたからよ、とか言われたらゲロ吐いちゃうって思いました。

 

不妊ってばれる前に、妊娠しなければならない。

でも、仕事もしたいし、そんな理由も腑に落ちない。

なんだかなーとモヤモヤしておりました。

 

ちなみに、「ねえ、その宗教のこと本当に信じてるの?」と主人に聞いたら「信じてない」と断言していました。

親が宗教に盲目的だと、子どもが辛い思いをするんだなーと、思い、なんだか可哀そうになりました。

 

ほぼ宗教の話になってしまった……。

改めて言いますが、宗教を否定している訳ではありません。

私も神様はいると思ってますし。

人を強引に勧誘したり、宗教に入らなきゃ結婚させないとか、自分の思いを貫くために人に悲しい思いをさせるのは良くないと思ってるだけです。

信じて救われるならいいんです。人間誰でも心のよりどころは必要です。

 

宗教の話ばっかりになったので、いったん終わります。

 

 

急に多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と診断されて(時々カンジダ)

初めまして。イヌイです。

 

このブログでは、PCOSと診断されてから妊娠、出産まで、そして保育園事情やら何から何まで、自分が知りたかったけれど、調べても分からず、結局体験することがたくさんあったので、完全に主観ですが、発信することで気持ちが軽くなる人がいたらいいなーと思い書くことにしました。

 

さて、私は25歳の時に多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と診断されました。

学生時代から生理不順でしたが、めんどくさいからラッキー的な発想で放置していました。

 

しかしある日、オリモノの様子がおかしい上に、(大変お恥ずかしいことに)非常に股間がかゆくなりまして、女医さんを探して近くの病院へ行くと、問診やら検査やら色々され、なぜかエコーをあてられ、急に多嚢胞性卵巣症候群(以下、PCOS)だと診断されました。

 

PCOS排卵がおこりにくくなる病態で、排卵障害による不妊に分類されるものなのですが、このときの私にしたらどうでもよく、気になるのは膣の痒みでした。結果、オリモノと痒みは膣カンジダでした。これが、まあ痒い。

ストレスやら何やら色々な原因はあるようですが、薬を自分の股間に塗る作業が非常に苦痛でございました。

座薬ならぬ膣薬をいれたり、クリーム状の薬を塗ったり、色々しました。再発しまくりですが、なんとか収まりました。カッテージチーズみたいなオリモノになったら膣カンジダの可能性高いのでご留意ください。油断してるととても痒くなります。

 

そして、本題のPCOSの話に戻りますが、エコーで見せられた、排卵できずに残った卵子は結構多く、それはそれは見事な「ネックレス・サイン」が出来ていました。とても気持ち悪いなあ、と思った記憶があります。

確定診断のための採血があったりもしましたが、まあ、間違いないとその日のうちに言われました。

言われてみれば昔から毛深かったなー性欲も割と強いかも。あ、確かに太りやすい。など、言われること言われること自分に当てはまり、へーとどこか他人事で話を聞いていました。

 

排卵が出来ているかいないかを調べるために、毎日基礎体温を測れと指導されました。

口で測る婦人体温計は、時間のかかるものでないと意味がない。など色々言われながらへー、はー、ほーと聞き流しておりました。

そこからきちんと基礎体温を測ったのは3か月ほど。朝眠いし、めんどくさいし、とたまにさぼったりしつつも、割かし真面目にやっていましたが、その3か月間は排卵が全くありませんでした

そうなると、テンションが非常にさがるわけです。

 

あー自分には子どもが産めないのかーなんかなー。毎月こんな思いするのもやだなー、孫みたいアピールうざいんだよなー、何回やっても無駄かなー。まだまだ働きたいしー。病院行ったらいったでなんか怒られるしー(とても真面目な先生だったので、この時は苦手でした)病院は完全予約制で行かなきゃダメだしー。日付変更するのとかもだるいなー。

 

などなど、色々な理由を自分の中でつけて、私は基礎体温を測ることもなくなり、膣カンジダが息をひそめたタイミングで病院に行くのをやめました。