子育て覚書き

自分が知りたかったことをまとめたりしてみたり。軽い気持ちで見てください。 ◆多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と診断された時のこと ◆妊娠した時のこと ◆胎児ドックに関してなど ◆育児休暇取る時のこと ◆出産の際のあれこれ ◆計画出産やら誘発分娩やら ◆保育園入園に至るまで ◆二人目が出来た時のこと ◆受け取れる支援金に関してなど

計画出産と誘発分娩とバルーン 3日目&4日目

計画出産と誘発分娩とバルーン 3日目

この日は、余裕でした。

2日目と同じことをするだけなんですか、どうやら人間痛みに慣れてくるようで、昨日のMAX100mlだって声を出さずに行けるぐらいでした。

痛みと戦いながらスマフォでゲーム出来るぐらいでした。

 

そして4日目。

人生で1番か2番目に辛い日でした。

本当に辛かったです。

 

子宮口が開かないということで、朝からバルーン(メトロイリンテル)を子宮口にいれました。バルーンは膣にいれたのち、中に精製水をいれると、徐々にバルーンが膨らむらしく、バルーンが膨らむ力で子宮口を3㎝~4㎝開かせるというものです。開くと自動的にバルーンがボロッと取れてきます。

 

まず、バルーンを子宮口に入れる処置が痛い。

めちゃめちゃ痛い。

なめてかかってたので、ギャアアアア!!!と本気で叫びました。

めちゃめちゃ痛い、という言葉しか出ないぐらい痛い。

内診の一番痛いときの5倍ぐらい痛いし5倍ぐらい長い。

この処置だけで息も絶え絶え。心が折れました。

 

ぐったりしながらベットに横になり、誘発剤を点滴しながら過ごしていると、どんどんお腹が痛くなる。

今までの痛みと比べ物にならないぐらいの痛みが、ハイスピードで襲ってくるのです。

昨日の100が今日の10ぐらいに痛い。早々に耐えられなくなり、序盤から叫んでいました。

あまりの痛みに、痛みの波がくる直前から恐ろしくて泣いていました。

たまたま顔を出しに来た母親に向かって、泣き叫びながら「いっそ殺してください」って言いました。母親が泣いてました。痛みのたびに言いました。後半は声が枯れてました。

 

叫び声は、「アンギャアアアアァァァウゲエエエエ」みたいな、人生で出したことのないような声が出て自分でもびっくりしました。でも気にならないぐらい痛いです。

 

具体的な痛みの強さで言うと、本陣痛の、一番痛いときと同じぐらい痛いです。

本陣痛は徐々に痛くなってピークだと思いますが、このバールンは固い子宮口を無理やりこじ開けているせいか、小一時間で痛みのピークになったうえで、果てしないと感じるぐらい長い時間痛いです。私の場合は本陣痛ピークの状態が5時間ぐらい続きました。バルーン引っこ抜いてやろうと何度も思いました。

 

そして何時間も叫び散らかしていると助産師さんが来て、3㎝開いてますねー。バルーン抜きますねーといいました。これで3㎝……。生まれるのは10㎝……。本当に無理……と思いました。また心が折れました。地獄です。

頑張りましたねー。でも明日はもっと頑張らなきゃですねーなどと言ってきたので生まれて初めて人を心の底からぶち殺したいと思いましたが、そんな元気もなく、消え入る声で「ええ……」というだけでした。

 

こんな思いをして3㎝。

バルーンだけは本当に痛いのでお勧めしないです。

と、いいつつ、まったく同じ処置をした従妹は余裕だったと言っていたので、個人差があるようです。